せっかく楽しんでいる時に邪魔をしてはいけないと思いながらも、不安で仕方なかった。
「昨日から具合が変なの、少し良くなったみたいだけど出血したんだと思う」と電話をすると、お里の母さんが山梨に住む姪っ子クレアに連絡してくれた。でも遠い、間に合うかどうか心配。
カイザーのママさんにもSOS、連休だけど東京にいる人に連絡して!と勝手なお願い。
デュークの負担を考えて血縁のレナード、エピ、アドから血液をもらったけれど、一度、供血してくれた子は3ヶ月は間をあけないと次の供血はできない。
血液の保存が出来ないので輸血が必要な時にすぐに来て頂く必要がある。そんなことをお願いできるのも血縁だから、、、と甘えていたけれど、もう後がない。
いろいろな方達の協力を得て、血縁で東京近辺の方に連絡をしてもらった。それぞれの考え、それぞれの事情、、、延命は反対だと仰る方もいた。
今までに色々なイベントでご一緒した方達、一緒に遊んでくれたお友達、仲良くして下さったたくさんの方々が輸血に協力すると申し出て下さった。どこから聞きつけてきてくれたのか、メールもたくさん頂いた。みなさんのお気持ちが嬉しかった。それでも、いきなり「来て!」とお願いするのは気がひける。大切な子の血液をください、というのも図々しい。お返しできるもでもないし、申し訳なくて、、、でも。
やっぱり昨日の夜、出血したんだ。お腹が大きくなっている。
血縁にこだわっている場合じゃない。デュークの事を知らない方にお願いするより、デュークを知っている方にお願いしてみようと思った。この子の為にお願いします。
マグナのママさんが快く引き受けて下さった。マグ姉と一緒に2頭連れてきて「アーシェでもマグナでも、どちらでもどうぞ!」と言って下さった。
アーちゃん、有難う!
マグも来てくれて有難う!
アーシェの血液を貰って、危機を脱して・・・デュークはまた生き延びました!