具合が悪い時は甘やかし放題で、良くなったら急に厳しくなったかもしれない。
ビクターだって元気になったんだもの、テンション上がって当然なんだけど。
怒りながら出かけたお散歩でリードが放れてビクターが逃走した。大きな声で呼んだけど戻って来なかった。あっという間に姿が見えなくなったけど追いかける気にならない。
ビクターなんて探さないからね、勝手にしなさい!と思ったけど、親切な人が十字路の交差点で「あっちに行ったわよ」と、明らかに私を待っていてくれた様子で教えてくれた。
何だかどうでもいいんだけど、せっかくだから言われた方に行ってみると、ちょっとした空き地のど真ん中にやけにカッコよく立っているビクターを見つけた。
「なに気取って立ってるのよ、泥んこじゃない。いやーね」何故か半泣きで怒りながら家に帰ってきた。
交通量が少ない時間でよかったとか、目撃者がいてよかったとか思ったのはしばらくしてからだった。
大切に育てなくちゃいけないのに、、、
私を慕ってくれているのに、、、
育児疲れの八つ当たりだね、ごめんなさい。
でもさ、何で逃げたんだよぉ。呼んだら戻ってきてよ。もう、、、とまだ少し怒っている。
(写真は城南島海浜公園)