2010年1月4日月曜日

こんな年末、こんな年明けでした

12月30日

大掃除の途中だけど、今のうちにちょっとだけドッグランで遊ばせてあげようと思った。
数の子の塩抜きをしているから、2時間後にはお水を替えなくちゃならないの。
少しだけ遊んでこようね!


ドッグランで走ったり、追いかけられたり、狩られたり‥いつも通りやられっぱなしのデュークで、ちょっと情けない顔をしていた。
左手がおかしいのかな‥少し曲げて地面につかないようにしている。あらら、大丈夫?


少し腫れてる?でも悲鳴あげなかったよね、、、


お正月中ずっと心配しているのはイヤだから、念のために病院に行くことにした。ぶつけたか、くじいたか‥たいした事はないと思うけど、飼い主が安心したいから‥。
家の近所の動物病院はお休みなので、年中無休の横浜の病院へ向かった。

レントゲンの結果「折れていますね」と先生。

左第2中節骨骨折!!


「走るのが大好きなんですけれど、治りますか?走れるようになりますか?」
「骨折した時点ですべてに影響します。いろいろなバランスが崩れます。」とK院長先生。
たいした事ないと思っていた気持ちがまだ重大さを受け入れられない‥。
翌日、大晦日に手術決定。あれこれと術前検査をして帰宅した。


12月31日 朝、絶飲食で病院へ。

お昼頃に点滴開始。麻酔のあとデュークをのこして‥待つこと1時間あまり。「手術の準備が出来ました」と呼ばれた時には仰向けに寝かされ口にはチューブ、舌を固定された姿。


青いカバーの下はこんな格好。

ガラス越しにデュークを見ながら、細部はモニター画面で、手術の一部始終を見届けた。

ほぼ1時間で手術終了。

(手術中の写真、苦手な方はスルーして下さい。)

モニターに映し出された骨。なんだか小さな歯みたい。かなり拡大された画像なのに小さいボルト。
モニターを指さす私の指と画面の中の手袋をした先生の白い指の大きさの違い。

骨をボルトで固定し、表面を4針縫合。とても細かい。


術後のレントゲン写真。
出来れば2本ボルトを入れたかったそうですが、3ミリの骨に1.5ミリのボルトを入れるのは至難の業‥。


術後、まだ麻酔から覚める前。肘の上まで毛を剃られていた。本来ならば肩の上まで毛を剃って、ギブスも肩までだって。

このあと入院5日間の予定が‥麻酔から覚める時に泣きながらもがき苦しみ、ケージから出して抱きかかえても落ち着かず‥個室に入れてもダメ。飼い主がいてもダメ。いなくてもダメ。
目は開かないのに涙を流しながらエーンエーンと子供のように泣く。
頭を上げようとしてゴトン、腕を振り回してゴツン、ジタバタ、ジタバタ‥点滴のチューブが絡まったり引っ張られたり‥。

「帰宅が濃厚になってきましたねぇ‥」と先生。麻酔が抜けきれず頭で思うように体が動かない金縛りの状態が続き、その不安で泣き続けるとのこと。

病院での年越し、足掛け2年の付き添い看病を覚悟していた飼い主に朗報(?!) 
「家で安心して休んだ方がこの子のためですから‥」と先生が言って下さったので、入院せずに毎日通院することになった。


結局、帰りの車の中でも泣きつづけ、一瞬黙ったのはオシッコが勝手に出て本人が呆然とした時だけで、夜中3時すぎまで泣きじゃくっていた。お尻の筋肉はビクッ、ビクッと痙攣を繰り返し、腰が立たない状態が朝までつづいた。


1月1日


立てた~っ!まだ安静にしていなければいけないのに‥(汗)

安静2週間で抜糸、ギブスは4週間の予定だけど、おとなしく出来るのか心配‥。


新年早々お騒がせな報告で失礼しました。

我が家はデュークの存在の大きさが身にしみた年末年始でした。
可愛くて大切な家族、デュークと一緒に暮らせる幸せ♪
今年も楽しい事をたくさんしようね。
みなさん、今年もどうぞよろしくお願いいたします。


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