2015年4月15日水曜日

Deucalion


 Duke was not replacement for child. He was much more important than that.




CH.ONE THIRTY JP DEUCALION

THE WINNER OF LURE COURSING JAPAN CUP 2014

      Rest in Peace

2015年4月9日木曜日

最期

1ヶ月ぶりに2階のベッドルームに連れていった。
ベッドで川の字に寝た。

お天気がいいから、デッキで日向ぼっこをした。


この3日間、お腹の傷からの出血が止まらず、ずっと指で押さえていた。
たった針の穴2つなのに・・・いくら圧迫しても固まらない血。ちょっと放すとみるみるうちに手のひらいっぱいになる。
医療用のボンドで止められないのか、と先生に聞いても「難しいと思います。デューク君は奇跡的にここまで頑張ってきたけれど、血液凝固に問題があるので、、、」と、もう諦めたら?と言われている気がした。
昨日の夜、お庭に出てお水を飲んで、それ以来オシッコが出なくなった。
今朝も2回お庭に出たけど、オシッコをしない。お腹からの出血で脱水にならないように水分補給しているのに。
黄疸と貧血で耳の中も歯茎も白っぽい。
寝ていてジタバタ、鋭い悲鳴をあげる。
どこが痛いんだろう。
歩かせると背骨に沿って毛が逆立っている。


痛いのはかわいそうなので獣医さんに往診をお願いした。
3時にお願いしたけれど、お昼頃から急にグッタリしはじめた。
もう少し早く来て下さい!と無理をお願いした。

弱ったデュークは注射1本で目を閉じた。

あっけないくらい静かに眠った。デュークは楽になった。


桜が咲くまで、の次はイースター。その次はお釈迦様の誕生日がお約束だったんだよ。
土曜日にはマハロ家、日曜日にはチェルブリ家が来てくれるんだよ。

デューク、、、

2015年4月5日日曜日

雨のお散歩

雨の日のお散歩は、高円寺から阿佐ヶ谷までの高架下を歩くのが定番だったから、今日もそうしよう。
車に乗ると具合が悪くなる、なんて思っているとお出かけもできないから。

昨日、輸血をしたばかりだけど・・・楽しく過ごせないんじゃ意味がない。

高円寺のアーケードをテクテク歩いて、ドッグフードと缶詰と給餌用シリンジを買った。

帰りの車の中で、早速ドッグフードの味見。カリカリと食べている!
今までドッグフードはスープでふやかしてあげていたのに。
なーんだ。食べるんだ。食欲がないから強制的に食べさせようとシリンジを買ったのに。

夕方にはお里の父さん母さんが来てくれた。
はしゃいでパンやトンカツまで食べちゃった。何度もお庭に出て、母さんたちを安心させた。


クレアの血のおかげです!

2015年4月4日土曜日

姪、甥がいて良かった

2009年生まれの甥、姪にはお世話になりました。

今回の輸血はクレアからです。


病院の先生方もデュークと間違えるほど似ていて
受付の人にも「今日はデューク君落ち着いていますね」と言われた。


デュークはそんなことしませんから(笑)


デュークはこっちです。
お目目も見えるようになりました。
眼圧は低いし、視神経に問題はなさそうです。良かった。
クリクリお目目はチャームポイントですから。


2015年4月3日金曜日

見えない

お庭に出て、水道の蛇口から直接お水を飲むのが大好きなのに・・・
サイトハウンドなのに・・・

見えない!デュークは蛇口に顔を近づけられない。
「もっとこっち、もう少し、こっちこっち」と言ってもあと1センチ届かない。もどかしい。勘が悪いねっ!

食欲が落ちているのに更に見えない状況では「これ砂肝だよ、ほら。こっちがブロッコリー」と鼻先にちょっとつけてあげても全然食べる気が起こらない。
ちょっと食べようとしても、器との距離がうまくつかめないとすぐ諦めてしまう。

困ったね、不器用だね(笑)
早く慣れて、見えなくても食べられるようになーれ!

夕方になると少し見えてきたのか、慣れたのか、偶然か、蛇口から迷わずに飲めた!
クリクリお目目が開いてきた。
目が開いても視力はどうなのか、見えたり、見えなかったりのような気がする。

先生も何で見えなくなったのか解らないとおっしゃる。
デュークの頭の中で何かが起こっているのかもしれないと。

2015年4月2日木曜日

脱水

今までお腹が丈夫だったから、対処の仕方を間違えたのかもしれない。

この二日ほど下痢をしていたけれど、一日に一度だけだったのが、輸血の後からは何度も何度もし始めた。
「ボルゾイみたいに絞り出し、ちょびちょび小出しのウンチだね。ボルの血液が入ったからって、そんなの真似しなくていいのに(笑)」なんて暢気に構えていた。

それがどんどん酷くなり、1時間ごとに庭に出て下痢、水を飲んでまた下痢をした。
夕方、病院に電話をすると「ビオフェルミンとデルクリアーを2倍にしましょう」と言われた。
薬だけとりに来てもいいし、デュークを連れてこられるなら連れてきてと。
手元に薬があったので、明日の朝に薬をもらえば足りると思った。

夕飯の時に薬を倍にしたのに、夜になっても1時間おきのトイレだった。
夜11時に先生に電話をして指示を仰いだ。追加で更にお腹の薬を飲ませた。
結局、朝まで庭に出ては下痢、蛇口から水を飲んで、1時間たつとまた同じ事の繰り返しだった。

朝、もうお腹は空っぽなのに、まだ出そうとしていた。
オシッコをしたから脱水にはなっていないと考えた。
でもデュークの左目が変、へこんでいる。下にして寝ていたから?覗き込むと眼球が遠い、深いところにあって何だか変だった。
瞬膜なのか、光がない黒い穴みたいな目になっている。脱水で眼球がしぼんだのかも知れない。
最初は左目だけだったのに、右の目も開かなくなった。
目を閉じてフラフラしているデュークにヴィダーインゼリーとOS1をシリンジで与えた。右目は時々開けるけれど、左目は全然開かない。左目を閉じたいけどウィンクができないから両方閉じてしまうみたいだ。

カロリーエースもシリンジで飲ませた。ad缶を鼻先に持っていったけれど食べなかった。
呼吸は苦しくなさそうなので、車に乗せて病院に向かった。

下痢は細菌性の腸炎にだった。
目をぶつけませんでしたか?と聞かれた。ぶつけていない。夜中のトイレもずっと付き添った。ぶつけるような所は無いと思う。でももしかしたら葉っぱや枝で傷つけたかもしれない。顔を植木の中に入れてウンチをするから。

すっかり常連になった病院の酸素室で、水分補給の点滴と何本かの注射をしてもらった。
目薬は1時間ごと、タイマーをセットしてデュークに付き添った。


点滴開始から3時間。右目はだいぶ開いてきたけど瞬膜に覆われていて見えていない。左目は痛いのか開けたくない。



普段のデュークなら飽きてウロウロし始める頃。トイレ休憩はいいの?

今日はそんな元気もないらしい。ここまで頑張ったデュークを下痢で死なせる訳にはいかないんだよ。頑張れ!

点滴開始から6時間、状態が良くなっているようには見えなかった。目の上が落ちくぼみ、頭の形もいつもと違った。皮膚が張り付いて小さくなったみたい。
逆に腹水は増えてお腹はポンポコリンだった。点滴で血圧があがると出血を促す、と聞いていた通り出血が続いているのか、貧血もひどかった。

点滴を中止してもらった。
今回の下痢が輸血による副反応なら、今また輸血をするのはデュークの身体に良くないのかもしれない。でも貧血や脱水を改善するには他に手立てがない。
ほとんど一日中、病院で過ごしても状態は悪くなるばかりだった。いまから輸血、、、誰にお願いしたらいいのか、こんな時間からだと近くの人じゃないと夜中になっちゃう。
それでも私の無理なお願いをきいて下さる方のご好意に甘えることにしたのに、、、
「では輸血の準備をします」と先生がおっしゃるとデュークが嫌がった。家に帰りたいと意思表示をした。
「いつも病院大好きなデュークが、これだけ主張しているから帰った方がいいかもしれませんね。明日また考えましょう」と先生がおっしゃった。

そうだね。お家がいいね。

家に帰ると病院にいる時より目が開いているようだった。
水も飲んだし、ビックリするほどたくさん食べた。
下痢さえしなければ、もっと楽しい1日だったのにゴメンナサイ。
たった1日で、こんなに弱らせてゴメンナサイ。

先生は明日、と言って下さったけれど、、、明日はお家で過ごそうね。
毎日病院なんて嫌だよね。