2015年3月30日月曜日

判断に迷う

ボンちゃんと一緒の時は肉も野菜も食べた。
缶詰のフードもペロッと食べきった。

でも夕方になると元気がないし、お腹が膨らんできたように見えた。
時計とデュークのお腹を交互に何度も見る。
さっきより大きい?どうかな?診察時間が終わっちゃう、どうする?
迷った。これ以上お腹が膨らんだら輸血かな、、、でもさっきは食べたし、歩いたし、元気だった。
どうしよう、、、今から病院に行ってもいいけど、車に乗せると具合が悪くなるような気がするし。

迷ったすえ、近所のかかりつけの獣医さんに電話をした。別の病院で手術をした事は話してあった。「エコーで腹水の量を見て頂きたい」とお願いした。
歩いて15分ほどの所だけど、今のデュークには車で行く距離。
腹水は6センチほど、、、2日前、薬を貰いに病院に行った時は1センチほどだったのに。
どうしよう、どうしよう、、このまま止まってくれるのか。もう止まっているのか。まだ増えるのか、判らない。
「これから病院に行くなら、こちらでは保険を使わないでおきましょう。1日に1回しか使えないんですよ」と親切に言って下さった。

獣医さんを出て、デュークは車に乗らず歩きだした。チイトットでもしたいかな?
ねえ、どこまで歩くの、車で来たんだよ。ねぇ、ねぇ、ちょっと歩きすぎでしょ。
ここまで来たら戻るより家に帰る方が近そうだ。どんどんどんどん、デュークは歩いて家に帰った。さっきのお花見散歩も長かったのに、またこんなに歩いていいの?大丈夫なの?
デュークを家において、慌てて獣医さんに車をとりに戻った。
こんなに歩けたんだから大丈夫だ、きっともう出血のピークは過ぎているに違いないと判断した。