2015年2月28日土曜日

輸血

今日は、雪遊びに行くはずだった。
大好きなカイザー&ヴィクセン、ルーク&アレックス、ミリアムとコテージに泊まって、2日間遊び放題の予定だったのに。

雪の中を何処までも走っていく姿が誰よりも楽しそうなデューク。
1日発見が遅ければ、デュークは雪の中で死んでいたのかもしれない。
私はそれで良かったんだよ、大好きな雪の中で走って逝ってしまっても。
大好きな雪遊びに連れて行ってあげたかったのに。

それなのにデュークは私達に覚悟をする時間をくれた。
辛い闘病をする方を選んで、私との時間をつくってくれた。

とても大変な病気になっているのに、健気なデュークはちゃんと食べて病院へ行った。
出来ることは止血剤の注射と、点滴だけなのに、、、その止血剤も効果がなく、貧血が進んでしまいグッタリしてきたので、甥っ子レナードの血を輸血して貰うことにした。


2015年2月27日金曜日

腫瘍

エコー検査で先生に連れていかれたデュークを待合室で待っていた。
悪い予感はしなかった。
先生に呼ばれて診察室へ。
「デュークおりこうにしていましたか?」なんて暢気なことを言いながら。
「いい子でしたけど、ちょっと、、、非常に良くないです」
「???はぁ?」デュークのことですか?何か間違っていませんか、先生。

「肝臓に腫瘍があります。かなりの数です。腹水が溜まっています。
今すぐに緊急手術する必要があります」

「はい、じゃあ、、、お願いします。」
しばらくボーッとしていた。頭の中が痺れているような感覚。手術なんだ、ヨッチャンに連絡しなくちゃ、デュークのお里の母さんと同胎の飼い主さんにもメールをした。

次に先生から告げられたこと、
「残念ですが、血液凝固に問題があり手術はできません」
目の前が真っ暗になった。
腫瘍からの出血でデュークは貧血になっているのに、腹水はデュークの血液よりも濃い血でかなりの量で、出血を止めようと血小板を使い果たしたために止血できず、お腹を切ると大量出血を起こすだろうと。心臓に雑音もあり手術に耐えられないと判断された。

今朝だって普通にお散歩をして、グイグイ引っ張っていたのに。いつもよりたくさん食べたのに。

唯一できる事が止血剤の注射だけとは、、、


2月、、異変

2月8日のギャロップ チャリティ コーシング大会は雨で中止になった。
今回はオモチャ以外にもステンレス製の食器がお買い得だったり、お散歩用の水飲みウォーターロバーも格安で、お店オープンしたかったのになぁ、残念だった。

お天気が悪かったり、寒かったりでお散歩時間は短くなっていたけど、ドッグランにはよく行っていたし、朝、お肉と野菜だけ選んで食べて、ドッグフードだけ残すようになったけど、ただのワガママなのかと思っていた。

城北中央公園のドッグランでは走らなくなったので、久しぶりに深大寺のドッグランに行くと、小さい時に一緒に遊んだ子たちが覚えていてくれて、デュークも楽しそうだったし。
城南島海浜公園のドッグランで遊んだ帰りに珍しく吐いたけど、お腹が空き過ぎて胃液をもどしただけだと、別に心配しなかった。

2月16日  城北、代々木、深大寺、つばさ、と4日連続ドッグランで遊んだ日の夜、水を飲んだ器の縁に血がついていた。ティッシュで鼻を押さえるとうっすら血がにじんだけど、鼻からなのか口からなのか分からなかった。

17日  獣医さんへ。下の犬歯があたるところの歯茎が少し腫れている、良性のエプリスだろうけれど、年齢を考えて取るなら今すぐ、大きくなる前にと。鼻から出血した可能性も考えて、顔のレントゲンも撮って左右対象かどうかチェックして貰った。
エプリス切除手術とその術前検査の予約をして、歯茎の腫れに抗生物質を処方してもらって帰った。

抗生物質のせいなのか、お腹の調子が悪くなったのでビオフェルミンをもらって、それでもなんとなく食欲がなくなったような気がしたけれど、お散歩もドッグランもいつも通りだった。

2月27日  朝ベッドルームの床にポタポタと血の跡。ひとつは乾いていて、もうひとつは濃い血の一滴。今回もまた、どこから出血したのか分からなくて獣医さんへ行った。
パッドから足、お尻と順番に丁寧に見てくれて、、、先生がオチンチンをつまんだらポタポタっと血が落ちてきた。
「血尿ですね」なーんだ、血尿かぁーと思った。じゃあ水飲みの器や鼻とは別なんだ。釈然としない気持ちも少しあった。
膀胱炎と前立腺肥大の既往症があるので、エコーでみて貰うことにした。

ちょうど9才8ヶ月になった日だった。