2006年10月15日日曜日

コーシング大会

舎人公園でルアー・コーシング大会があるって、デューク、やってみたいね!
以前から興味はあったけれど、実際見たこともないし、とりあえずどんなものか見学してみようね、と出掛けた。

先週ドッグショーをやっていた同じ場所にボルゾイやウィペット、サルーキなど走るのが得意なワン達が集まっていた。ちょうど50メートルの競技が始まったところだった。ネットで囲まれた直線コースで、獲物に見立てた黄色いナイロン紐の束を追いかける。この大会は1頭づつ走るのでマズル・ガードもなしでok。これならデュークも出来そうだね。

ライナスのお友達のレオナちゃんも初めてだけど参加するんだって。深大寺のドッグランで一緒に遊んだウィペットのモカちゃんもいて、偶然ですねって声をかけてくれた。知っているワンちゃんがいて心強くなったせいで、サイトハウンド100mに飛び入り参加する事に決めた。

長い待ち時間で退屈していたデュークは、スタート地点でもスタッフの人と遊びたくてルアーなんて見ていない。「あれだよ、あの黄色いのを追いかけるんだからね」って言ったって犬は色盲だし‥。とりあえず「スタート!」の声で走り始めたけど、コースの外の人や犬が気になるのか、半分くらい走ったら戻ってきてしまった。「僕、どうすればいいの?」そうなると、もう迷子の犬状態。行ったり来たり。ドッグランで遊んでいるみたいにコースの中で走り回ってしまい、後ろから追いたてながら私も一緒に走るはめに‥恥ずかしくて冷や汗物。タイムはダントツのビリ42.97秒。トホホ、計測しなくていいのに。

コーシングやフリスビー、アジリティーにも挑戦している美人サルーキ、ターニャちゃんの飼い主さんが親切にいろいろ教えて下さった。
1回目はデュークも目的がわからず戸惑っていたので、2回目はルアーが分かり易いように近くにセットしてもらう事にした。飼い主が見えないと不安になるのでスタート地点に2人でデュークを連れていき、1人がリードを押さえて、1人はデュークに見えるようにコース内をゴール地点に向かった。「あっちにいるからね、ここを走って来るんだよ」そしてひたすら叫んだ。「デュークぅ!デュークぅぅ!!」 見事に作戦は成功して、デュークは全力疾走。タイムはなんと8.65秒!!すごい、カール・ルイスより速い!!

上位入賞はウィッペットばかりで7秒台の記録。デュークのタイムは真ん中くらいかな。でも頑張ったよね。デュークは記録よりもターニャちゃんと仲良くしてもらえた事が一番嬉しかったみたい、とても楽しい1日でした。